あなたにとっての最適な医療の提供
当院の創設者、幡井勉院長のビジョンはさまざまな医療のよい所を取り入れ患者さまに最も適した医療を提供する統合医療です。 また治療のみに重点を置かず、予防=日常を健やかに生きる事の重要性を認め、そのお手伝いを致します。私たちのクリニックでは「食生活」「生活習慣」「人・社会・自然」との関わり合い、皆様の「毎日の生活の質(QOL)」の向上を目指します。
ハタイ・クリニックが提供する医療
保険診療
心療内科(西脇院長)
内科・漢方(西脇院長、木村医師、上馬場医師、岸医師)
代替医療
アーユルヴェーダ(インド伝承医学)
超高濃度ビタミンC点滴(西脇院長)
マイヤーズカクテル(西脇院長)
ノンカーボ栄養療法(西脇院長)
プラセンタ(岸医師担当日のみ)
鍼灸
ハタイ・クリニックの診察の流れ
ハタイ・クリニックでは治療法・施術内容により流れが異なります。
保険診療
詳しくは西洋医学のページをご覧下さい
予約無しで西洋医の外来日にご来院ください。月・水・木・金・土
医師のスケジュールは念の為、予約のページにてご確認ください。
心療内科は月・水・金、西脇院長担当の曜日にお越し下さい。
医師スケジュール
西脇院長外来:月・水・金
木村医師:木(月二回)
上馬場医師、岸医師:不定期土曜日
代替医療
要予約です。 詳しくは 代替医療のページをご覧下さい
代替医療は医師来院の日のみ可能です。月・水・木・金・土
ビタミンc点滴・マイヤーズカクテルは月・水・金のみ可能です
プラセンタ埋没は岸先生外来の土曜日のみとなっております。
事前にお電話、もしくは予約のページで岸先生外来日をご確認下さい。
アーユルヴェーダ
アーユルヴェーダの食事指導、ストレスマネージメント等、ライフスタイル・カウンセリング、(健康相談)、本場インド式の細部にわたる施術デザインは小峰アーユルヴェーダ・ヴァイデャの来院日に可能です。
詳しくは右のメニューの「アーユルヴェーダ」のリンクをクリック。
アーユルヴェーダ施術は可能なものが曜日によって変わります。
予約時にお尋ね下さい。
カウンセリングは火・木の方が時間的都合により細部までアドバイスが可能です。
より詳しくアーユルヴェーダのアドバイスを希望する方は火・木(不定期)にご来院ください。
小峰アーユルヴェーダ・ヴァイデャ来院:月・火・水・木(不定期)・金・土
当院の創設者、故幡井勉院長
1918大阪生まれ
1942年 大阪帝国大学医学部卒、1943~1946年ビルマ戦線に軍医として従
軍、復員後大阪大学医学部助手(解剖学専攻)、徳島大学医学部講師、同助教授を経て1
956年 東邦大学医学部教授、1983年 定年退職、同名誉教授同年 ハタイ・クリ
ニックを設立、現在に至る。1968年 インドグジャラート大学などを丸山博氏らと訪
問、アーユルヴェーダに魅せられ日本アーユルヴェーダ研究会(1998年学会となる)
に所属し、理事・理事長としてアーユルヴェーダ研究、教育、普及活動に精力を傾けた。
幡井勉院長のビジョン
幡井勉院長のビジョン
アーユルヴェーダの世界より
はじめに
インドの伝統医学アーユルヴェーダが日本に本格的に紹介されてから、すでに30年が経とうとしています。その間に、日本の医学界は大きく様変わりしました。かつて迷信とまでに見なされて明治以来真剣に顧みられることのなかった漢方や鍼灸をはじめとする東洋医学が、西洋医学の行き詰まりの中で、急速に復権を果たし、また東洋医学にかかわらず、種々の民間療法・自然療法が著しく脚光を浴びつつあります。そして、近年では、代替療法(オルタナティブ・メディスン)という名の下に、近代西洋医学以外の古今東西の医療を復興させる試みが世界中でなされるようになり、各地の伝統医学を見直す動きが、まさに地球規模の潮流となっています。
生命を唯物的にとらえ、機械と化学製剤によって患者を強引に治そうとする西洋医学に医師や治療家の誰もが疑問と限界を感じているのです。そして、そうした疑問は、治療する側だけにかかわらず、治療を受ける側の患者達も感じています。そもそも「健康」に対する考え方そのものが大きく変質しているのです。「病気に罹っていないことが健康である」という考え方は現代ではもはや通用しないのではないでしょうか。肉体だけでなく、精神的な健全さが何よりも求められているのです。WHO(世界保健機構)が肉体と精神に加えて霊的(Spiritual)健康を、健康であることの定義に付け加えようとしていることは、現代医学をめぐる一つの象徴的な出来事であるように思えます。
世界最古の歴史をほこり、真にホリスティックな医学観を持つアーユルヴェーダは、こうした点で、現代の要求に応えうる、最良の医学と言えます。人間を心も含めて一個の宇宙としてとらえ、心と体を健全に保つことによって魂の浄化を促そうとするアーユルヴェーダは、まさに魂の健康を目指す医学なのです。しかも、食事や睡眠、入浴といった日常生活での養生を基盤とし、浄化法(パンチャカルマ)にしてもそれほど大掛かりな設備を必要としないアーユルヴェーダは、世界のどこででも実践可能な要素を備えています。
実際、20世紀の後半になってからは、アーユルヴェーダは欧米をはじめとする世界各国から注目を浴び、その治療法・健康法が取り入れられ、また本家であるインドの国内においても改めて見直しがなされ、西洋医学を踏まえた研究がなされることによって飛躍的な発展が見られました。
そして、日本でもアーユルヴェーダが本格的に紹介されるようになり、ここ5,6年のうちにさまざまな関連書籍が立て続けに出版され、雑誌やテレビなどのメディアでもたびたび取り上げられ、国内でも優れた研究が発表されるようにもなりました。しかし、その実情はというと、どうもインドに対する神秘的なイメージばかりが先行してしまっていて、アーユルヴェーダそのものに対する理解はまだまだ不十分と言えるような気がしてなりません。それに、アーユルヴェーダに基づいた治療を実際に臨床的に行っているところは、今のところ日本では数えるほどしかありませんし、アーユルヴェーダの本格的な治療を受けられる滞在型の施設は、福島県にわずか一つあるだけで、しかもそれもまだ設備は十分とは言えません。そもそもアーユルヴェーダ治療の教育そのものが整っていないが現状です。
もちろん、アーユルヴェーダが医学のすべてであって、他の医学は全て無価値だ、などということを言うつもりは毛頭ありません。私自身のクリニックでも、アーユルヴェーダだけでなく、有効ならば漢方でも西洋医学でも何でも取り入れていますし、むしろ私は、西洋医学も含めて様々な医学を取り入れ、それぞれが互いに補完し合いながら、人間の健康を目指す統合医療こそが21世紀の医学だと考えています。
そして、そのためにこそアーユルヴェーダに対する理解とその普及が必要だと考えているのです。漢方や鍼灸よりも古い歴史を持ち、歴史的に見ても日本とそうは疎遠ではないインドを源とすることを考えれば、日本のアーユルヴェーダへの理解は浅すぎるとさえ言えるかもしれません。
2000年の日本アーユルヴェーダ学会第22回研究総会のテーマは「21世紀医療の変革を目指すアーユルヴェーダ」です。「変革」とはいささか大袈裟な表現かもしれませんが、現代医療の矛盾した結果とも言える介護や福祉の問題に対して、アーユルヴェーダの知恵はさまざまな形で貢献できると思いますし、未来の医療に向けてアーユルヴェーダをさまざまに応用することも可能だと私は考えています。アーユルヴェーダの本質は、治療というよりはその知恵を日々の健康と生活にいかに反映させるかという「健康科学」としての側面が大きな部分を占めます。ですから、単に長生きをするのではなく、「健康で長生き」のための知恵を蓄えたアーユルヴェーダは、これからますます活躍の場を広げることができるのではないでしょうか。時代はまさにアーユルヴェーダの出番に近づいているのです。
本書は、そのようなわたしのアーユルヴェーダへの想いをこめてまとめました。昨今の出版物の隆盛を考えれば、多少屋上屋を重ねる部分もあるかもしれませんが、日本のアーユルヴェーダの普及に少しでも役立ってもらえれば幸いです。
アーユルヴェーダが3000年の歴史を持つとされることを考えれば、日本でのたかだか30年の歩みは赤ん坊のようなものです。しかし、着実に芽は伸びています。それにある意味では、日本のアーユルヴェーダの受容は一つの段階を越えたと言えると思えます。公的な資格の必要性や医療制度の問題など、これから解決していかなければならない現実的な問題は山積みですが、インドの太古の英知が日本の若い世代に伝えられ、アーユルヴェーダが人間の健康を担う医学として受け継がれ、日本にも大きな花を咲かせてくれることを願ってやみません。
2000年盛夏 幡井 勉
著書、訳書に下記がある。
古代インド医学(共訳) 1980年 出版科学綜合研究所
インド伝承医学で肥満・糖尿病が治る 1989年 講談社
入門アーユルヴェーダ(共訳) 1990年 平河出版社
生命の科学アーユルヴェーダ(共訳) 1990年 柏樹社
インド伝承医学アーユルヴェーダ健康法 1994年 ごま書房
ギムネマ・シルヴェスタ 1995年 出帆新社
アーユルヴェーダの世界 2000年 2009年 出帆新社